2009年 12月 31日
smc PENTAX M ZOOM 1:2.8-4 / 40-80 レビュー
もともとM42マウントでは、28mm、35mm、50mmを所有していて(質はともかく)先日135mmを手に入れたので、あとは80mm付近があればと思っていたが、なかなか玉がない。
と思ったら、Kマウント初期のズームレンズで開放値2.8の40mm-80mmのズームが数千円で出ていたので、さっそくゲット。
smc PENTAX M ZOOM 1:2.8-4 / 40-80
今ではみられない、っていうかPENTAXはほんとに変な焦点距離が好きだけど、40mm~80mm。
K-xでは、60mm~120mmという標準&望遠の悪くない感じの焦点距離になる。
面白いのは、望遠端にしたときにマクロモードへスイッチを回すと、筐胴が伸びて1/4倍のマクロレンズになるところ。
画質はネットで調べたところ、色は濃く出るが、シャープネスは悪いという評価と、価格の割にはずいぶんいいという評価が二分。
試写したところ、今のキットズームレンズよりはよほど優秀でした。よって無問題。
大きさは、小型化にまい進するPENTAXだけあって、大変コンパクト。
28-80mmの標準ズームや、キヤノンの50mm標準レンズと比べても、その小ささがわかります。
小さなK-xにはちょうどいい大きさ。
ただ惜しむらくは、この頃のmレンズのみ、今のPENTAXカメラでは絞りが制御できずに、そのままでは、開放値でしか使用できないというところ。
絞り連動ピンを折ってしまえば大丈夫らしいけど、見てみたらずいぶんと頑丈で金ノコでも使わないと無理そう。
なので、後で靴と合鍵の修理屋さんへ行ってやってもらえないか聞いてみよう。
年式:1980年頃
絞り羽根枚数:7枚
最少絞り値:F22-32
レンズ構成:7群7枚
開放F値:1:2.8-4
焦点距離:40-80㎜
最短撮影距離:0.37m(Mなしでは1.2m)
重量:395g
フィルター径:49㎜
src="http://pagead2.googlesyndication.com/pagead/show_ads.js">
by nominomi0 | 2009-12-31 11:56 | smc PENTAX M 40-80